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シーズン第10週、QBのブレイディとニュートンらが週間MVP

2017年11月16日(木) 13:12


ニューイングランド・ペイトリオッツのディオン・ルイスとトム・ブレイディ【AP Photo/Jack Dempsey】

ニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディがAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)攻撃部門で今季2度目となる週間MVPに輝いた。デンバー・ブロンコス戦でのブレイディは34回のパスで25回の成功、266ヤード、3タッチダウンを記録。ペイトリオッツを41対16の勝利に導き、ピッツバーグ・スティーラーズと同じ戦績をキープした。

以下にシーズン第10週の週間MVPプレーヤーたちを紹介する。

【AFC】

<守備部門>

CB A.J.ボウイェ:その守備陣の鉄壁さから“サックソンビル”との愛称が名付けられたジャクソンビル・ジャガーズ。ロサンゼルス・チャージャーズ戦ではコーナーバック(CB)A.J.ボウイェが大活躍した。ボウイェはフィリップ・リバースの投じたボールをインターセプトして51ヤードのリターンを記録。このプレーから決勝タッチダウンを奪い、得点を20対17としたジャガーズがオーバータイムでの接戦をものにした。ボウイェによるインターセプトはリーグ最高峰のディフェンス陣が記録した今季3度目のインターセプトだった。

<スペシャルチーム部門>

RBディオン・ルイス:デンバー・ブロンコス戦の前半、ニューイングランド・ペイトリオッツのキックリターナー兼ランニングバック(RB)のルイスが103ヤードのキックオフリターンタッチダウンを記録した。自身初となるリターンタッチダウンを記録したルイスはこの後も好パフォーマンスを披露。第3クオーターにも8ヤードのタッチダウンを奪ったルイスはこの日、1試合で55ランヤードを計上してチームトップとなるヤード数を駆け抜けた。

【NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)】

<攻撃部門>

QBキャム・ニュートン:カロライナ・パンサーズのQBニュートンがスランプ状態を短期間で脱出したようだ。元リーグ年間MVP選手であるニュートンはマイアミ・ドルフィンズ戦で254ヤードを計上し、シーズンハイとなる4タッチダウンを記録した。加えてニュートンは自らの足でも5アテンプトでシーズンハイとなる95ヤードを獲得。ニュートンの活躍もあり、チームは3連勝を飾った。

<守備部門>

DEエイドリアン・クレイボーン:アトランタ・ファルコンズのディフェンシブエンド(DE)クレイボーンはダラス・カウボーイズ戦でチーム記録となる1試合6サックをマークした。デリック・トーマスが持つNFL記録まであと1つ届かなかったものの、クレイボーンの活躍によってファルコンズは27対7で白星を挙げている。この試合のサックでインセンティブ条項をクリアしたクレイボーンは75万ドル(約8,500万円)を手にした。

<スペシャルチーム部門>

Kグレッグ・ズーライン:ヒューストン・テキサンズ戦、ロサンゼルス・ラムズのキッカー(K)ズーラインは4アテンプトのフィールドゴールを全て成功させた。同試合前半に50ヤードのキックを決めたズーラインは2位に23ポイント差をつけるリーグトップのKだ。ズーラインはこれまでに29回のフィールドゴールアテンプトで28回成功し、50ヤード以上のキックでは4回中4回成功と、その精度は群を抜いている。