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ビルズ、HCマクダーモットが先発QBを再検討

2017年11月21日(火) 10:20

バッファロー・ビルズのネイサン・ピーターマン【AP Photo/Adrian Kraus】

バッファロー・ビルズのヘッドコーチ(HC)であるショーン・マクダーモットによるクオーターバック(QB)の現状考察は1日では終わらない。

シーズン第11週、現地19日(日)に先発QBを務めたネイサン・ピーターマンが前半の14アテンプトだけで5度のインターセプトを記録してチーム大敗の原因となった。この翌日、マクダーモットHCは今後のQBについて白紙であることを明かした。

マクダーモットHCは月曜日、チームの公式『Twitter(ツイッター)』を通して「われわれはまだQBのポジションについて検討しており、結論まで1日はかかるだろう」とのコメントを残している。

同HCはリーグでもランに強い選手が多いロサンゼルス・チャージャーズ戦にタイロッド・テイラーではなくピーターマンを先発起用した判断に後悔がないことも繰り返し述べていた。

ピーターマンはNFL史上でも最悪の前半を演出したと言っても過言ではないが、マクダーモットHCはこの結果がピーターマンの今後に影響を及ぼすことはないと語っている。

「ネイサンやネイサンのキャリアがたった1試合だけで決められることはない。ネイサン自身の事や彼の精神的タフさは買っている」

また、ビルズ担当記者のクリス・ブラウンがマクダーモットHCのコメントを『Twitter(ツイッター)』上で公開している。

「ネイト(ネイサンの愛称)には確かに悔しいプレーもあったが、良いプレーもたくさんあった。これらを見逃すわけにはいかない」

ピーターマンに代わって途中から出場したテイラーはパス25回中15回で成功、158ヤード、1タッチダウン、4キャリーで38ヤード、1ランスコア、1ファンブルを記録。

ピーターマンのパフォーマンスを見る限り、シーズン12週のカンザスシティ・チーフス戦でテイラーが先発QBに戻るのは必然だろう。

しかしながら、月曜日の発言から推測するに、HCとして初シーズンに臨んでいるマクダーモットHCが今後どのような判断を下そうと驚くべきではないのかもしれない。

【S】