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スティーラーズOTギルバートが4試合の出場停止

2017年11月21日(火) 12:07

ピッツバーグ・スティーラーズのマーカス・ギルバート【Ryan Kang via AP】

今後の4試合、ピッツバーグ・スティーラーズはオフェンシブラインの中核が不在のまま試合に臨まなくてはならない。

チームは現地20日(月)、ライトタックル(RT)マーカス・ギルバートがリーグ規範に違反する運動能力向上薬(PED)の使用によって出場停止処分を受けたことを発表した。

ジェネラルマネジャー(GM)ケビン・コルバートは「われわれはマーカス・ギルバートが運動能力向上薬物の使用で4試合の出場停止処分を受けたことを非常に残念に思っている。NFLの決定に対し、マーカスが控訴する予定はない」と語り、「今回の停止処分はすぐさま執行される予定であり、12月17日の試合が終わるまでは宿舎にも立ち入りが禁止される」と明かした。

同処分が決定した直後、ギルバートは『Twitter(ツイッター)』上に次のような謝罪文を投稿している。

「チームメイトやコーチ、スティーラーズ関係者に謝りたい。不注意によって禁止薬物を使用してしまったことを悔いている。処分が終わった後、万全な状態で復帰することをここに誓う」

今週末のグリーンベイ・パッカーズ戦からシンシナティ・ベンガルズ、ボルティモア・レイブンズ、ニューイングランド・ペイトリオッツ戦にも出場不可能となるギルバート。今季残された活躍の場はシーズン第16週のヒューストン・テキサンズ戦、そして、レギュラーシーズン最終戦となるクリーブランド・ブラウンズ戦のみとなる。

『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』上でタックルとしてリーグ11位にランクインしているギルバートの離脱は、チームに相当な影響を与えかねない。2011年のドラフト2巡目でスティーラーズから指名を受けて以降、身長約198cmの巨大なブロッカーは同チームで80試合に先発出場してきた。

スティーラーズのタックル陣には他にクリス・ハバードやジェラルド・ホーキンスもいるが、ギルバートとの格の違いは歴然としている。

【S】