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レイダース、DCノートンJr.を解任しジョン・パガーノを後任に

2017年11月22日(水) 09:20

オークランド・レイダースのヘルメット【Paul Spinelli via AP】

デンバー・ブロンコス対オークランド・レイダースのシーズン第12週を前に両チームがコーチ陣にテコ入れを敢行した。

ブロンコスが攻撃コーディネーター(OC)マイク・マッコイを解任してビル・マスグレイブの新OC就任を発表した翌日の現地21日(火)、今度はレイダースが守備コーディネーター(DC)のケン・ノートンJr.を解任し、アシスタントヘッドコーチだったジョン・パガーノを昇格させている。この件を最初に報道したのは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイケル・シルバーだった。

ヘッドコーチ(HC)のジャック・デル・リオは声明文の中で次のように語っている。

「慎重に検討した結果、守備コーディネーターのケン・ノートンJr.と袂(たもと)を分かつという難しい決断を下した。コーチとして、1人の人間として彼には最大限の敬意を払っている。しかしながら、プレーコールに関してはより豊富な経験を持つジョン・パガーノを起用する方がより効果的だという判断に至った。レイダースに就任以降、ケンが示してくれたチームへの情熱と献身には本当に感謝している。ケンの今後の活躍を心から願っている」

今季のレイダース守備陣を見る限り、この動向は驚くべきものではなかった。相手チームに対して1試合平均367ヤードを献上しているレイダース守備陣はディフェンスでリーグ26位と悲惨な状況にある。また、レイダースは今季唯一いまだにインターセプトを記録していないチームでもあり、チームがこれまでに計上している14サックもリーグ最下位のニューヨーク・ジャイアンツと同数である。これはエッジに最優秀守備選手賞を獲得しているディフェンシブエンド(DE)カリル・マックが存在しているにもかかわらずの記録だ。チームはここ6試合中4試合で30点以上のスコアを奪われている。

今週末、新DCパガーノはこれらの数字を改善すべく改革に乗り出すだろう。次戦に対戦するブロンコスはクオーターバック(QB)に2年目のパクストン・リンチが今季初出場する予定だ。

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