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カウボーイズ、次戦にもLTスミスが戦列復帰

2017年11月22日(水) 12:19

ダラス・カウボーイズのタイロン・スミス【Ric Tapia via AP】

ワイドレシーバー(WR)ショーン・リーとランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットを負傷と出場停止処分で欠いているダラス・カウボーイズだが、もう1人のキープレイヤーであるタイロン・スミスはシーズン第12週からフィールドに復帰しそうだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェーン・スレイターによれば、オーナーのジェリー・ジョーンズは現地21日(火)、出演したラジオ番組の中で背中と股関節を負傷していたレフトタックル(LT)のスミスが23日のサーズデーナイトに行われるロサンゼルス・チャージャーズ戦に復帰できそうだと明かしたという。

21日、LTスミスがファーストチームの練習に加わり、この日のライトタックル(RT)はバイロン・ベルが務めた。一方で、ラエル・コリンズは背中の負傷により制限付きで練習に参加していた。

オールプロのスミスが戦列復帰ともなればクオーターバック(QB)ダック・プレスコットや攻撃陣にとってこれ以上ない喜ばしいニュースとなるだろう。スミスを不在としたカウボーイズは0勝2敗で1試合平均8得点、229ヤードで12サックを許していた。

スミスではないブラインドサイドのブロッカーの下、フィラデルフィア・イーグルス戦のプレスコットはパス31回中18回の成功、145ヤードでタッチダウンなし、3インターセプト、キャリア最低となるパスレーティング30.4を記録した。

スミスがラインナップにいた際には1試合平均で1.3サックにとどまっていたが、同選手が離脱した2試合では合計12サックを浴びたプレスコット。23日、ディフェンシブエンド(DE)ジョーイ・ボサやラインバッカー(LB)メルビン・イングラムといったタフな選手が揃うチャージャーズ相手に、もしスミスが不在となればプレスコットには再び悪夢が襲うことになる。

ジョーンズオーナーは負傷中であったLBアンソニー・ヒッチンズ(股関節)とダン・ベイリー(股関節)もまたサンクスギビングデーに開催されるチャージャーズ戦に出場可能となりそうだと明かした。両選手は共に火曜日の練習に参加している。

【S】