シアトル・シーホークスとのシーズン第12週、サンフランシスコ・49ersは負傷した先発クオーターバック（QB）C.J.ビーサードに代えてジミー・ガロポロを登場させた。

残り67秒でビーサードにアクシデントが発生した49ersは、バックアップのガロポロを試合終了まで起用している。49ersに移籍して以降初めてのプレーでガロポロは自ら6ヤードを稼いだ。ニューイングランド・ペイトリオッツとの電撃トレードで49ersに移籍したガロポロは、スタートミスでペナルティを受けた直後に9ヤードのファーストダウンを決めている。そして、同試合最後のプレーでガロポロはワイドレシーバー（WR）ルイス・マーフィーへの完璧なパスを通し、10ヤードのタッチダウンを記録した。

ヘッドコーチ（HC）のカイル・シャナハンはシーズン中盤のトレードで獲得したガロポロの起用に極めて慎重な姿勢を見せていたものの、ビーサードの負傷によって出場機会を得たガロポロは短い時間で計り知れない潜在能力の高さを披露。チームはこれ以上ガロポロをベンチに置いておくことができるのだろうか。次戦のシカゴ・ベアーズ戦に向け、シャナハンHCの心もぐらついているに違いない。

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