カウボーイズがRBマクファデンに別れ
2017年11月27日(月) 12:08現地26日(日)、ダラス・カウボーイズがベテランのランニングバック(RB)ダレン・マクファデンをリリースした。これはチームとマクファデン本人が話し合って決まったことだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは伝えている。
ここ2週間、健康な状態にもかかわらずマクファデンには出場機会が与えられていなかった。今季、30歳のマクファデンは1試合、1キャリーのみの記録となっている。
マクファデンは『Twitter(ツイッター)』上に次のように投稿した。
Just want to say Thank You to the @dallascowboys. I grew up a Cowboys fan and it was awesome to wear the Star on my helmet. I wish my boys good luck.
— Darren McFadden (@dmcfadden20) 2017年11月26日
「ダラス・カウボーイズには心から感謝している。カウボーイズのファンとして育ち、カウボーイズの一員になれた日々は素晴らしかった。仲間の活躍を期待している」
ヘッドコーチ(HC)のジェイソン・ギャレットはチームの公式サイトで「ダレンは本当に献身的な選手だった。長年、わがチームのファーストチームになくてはならない存在だった。ここ2、3日間、わたしたちはダレンと建設的な話合いの場を設けた。その結果、カウボーイズでプレーするのではなく、別のチームで新たチャンスを得る方が、チームにとっても本人にとっても利点があるとの結論に至った」と明かした。
当初は停止処分を受けたRBエゼキエル・エリオットの代役候補に挙げられていたマクファデンだったが、チームはアルフレッド・モリスに次ぐRBとしてロッド・スミスを好んで起用している。2015年に1,089ヤードを計上したマクファデンだが、ここ2年間では3試合のみの出場にとどまっていた。
同選手はプレーオフ進出に向けてRBが人手不足のチームから重宝されるだろうが、過去2シーズンで85ランヤードしか記録がないマクファデンに重要な役割を与えるチームは多くないはずだ。
カウボーイズがマクファデンをロースター入りさせておく必要はもうなかった。エリオット不在の中でモリスがその代役として期待に応える活躍を見せており、また、スミスの役割も週を追うごとに増している。チームはモリスに次ぐスリーダウンのRBとしてスミスを起用しているのだ。
また、ラポポートによれば、カウボーイズはコーナーバック(CB)アンソニー・ブラウンを降格させ、ディフェンシブエンド(DE)ダトン・ジョーンズとの契約を結ぶ意向だとのことだ。