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40歳にしてさらなる進化、新記録を打ち立てるQBブレイディ

2017年11月27日(月) 12:41


ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/Steven Senne】

シーズン第12週のマイアミ・ドルフィンズ戦でニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディはシーズン第6週以降で初めてのインターセプトを記録した一方、4回以上のタッチダウンパスを投じてチームに勝利をもたらしている。7連勝を飾ったペイトリオッツの中心にいるのはやはり今年40歳のブレイディだ。もしかすると今、ブレイディはキャリアベストのシーズンを過ごしているかもしれない。

今季は現在までにタッチダウンパスを26回決めているブレイディ。この調子でいけば、シーズン終了までに38タッチダウンパスを積み上げることになる。この数字はキャリアでもベスト3の数字だ。ブレイディは今季、NFL史上初となる40/40(40歳で40タッチダウン)を達成する可能性もあるが、ブレイディには5試合を残してすでに達成している偉業もある。

ペイトリオッツは『Twitter(ツイッター)』上でチームのスターQBが成し遂げた功績をこう紹介した。

「今季26タッチダウンパスを積み上げているトム・ブレイディが40歳を迎えたQBによる1シーズンでのタッチダウン数の史上最高記録を打ち立てた(2009年のファーブが25回、1997年のムーンも25回)」

これこそがバックアップのジミー・ガロポロをトレードに出してもなお余裕がある理由なのだ。現時点で加齢によるブレイディの衰えを考えるのはいささかナンセンスのようだ。

【S】