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ファルコンズWRジョーンズが“モンスター級”の活躍

2017年11月28日(火) 10:58


アトランタ・ファルコンズのフリオ・ジョーンズ【AP Photo/Chris O'Meara】

アトランタ・ファルコンズのワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズがシーズン第12週に大爆発した。

タンパベイ・バッカニアーズ戦に出場したジョーンズは1人で253ヤード、レシーブ12回、タッチダウン2回を記録している。ジョーンズが250ヤード以上を1日で叩き出したのはこれで3度目となり、リーグ史上初の快挙となった。

ジョーンズのすさまじさは他にも見て取れる。ジョーンズはプロ入り後の90試合でレシーブ数(563回)、獲得ヤード数(8,649ヤード)のリーグ新記録を打ち立てている。これは以前までアンクワン・ボールドウィンとランス・アルワースがそれぞれに保持していた記録だった。

バッカニアーズ戦でのジョーンズの大活躍を目の当たりにしたファンは、なぜ今季に限ってシーズン第12週まで100ヤード以下の試合が8試合もあり、それまで合計1タッチダウンしか記録していなかったのか不思議に思うことだろう。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のディオン・サンダースは『GameDay Prime(ゲームデー・プライム)』の中でジョーンズに対し、チームはなぜ常にバッカニアーズ戦での活躍のようにジョーンズを最大限に生かさないのかと質問した。

これに対し、ジョーンズは「やろうと思えばできるんだ。ただ、自分は自己中心的な男ではないし、成績にもさほどこだわりはない。要するに、誰が活躍するかはふたを開けるまでわからないってこと。他の10人にもそうなる可能性があったけれど、この日は自分のサポートに回ってくれたんだ。だから、彼らがいなければ、結果は違っていただろう」と謙遜している。

この日はジョーンズ以外の選手の活躍も光り、バッカニアーズのセカンダリー陣はジョーンズが繰り出す内外に切り込むカットに対して手も足も出せていなかった。ジョーンズがマークした2タッチダウンほど鮮やかなプレーはそう見られるものではない。

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