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ペイトリオッツTEベネットが故障者リスト入り

2017年11月28日(火) 11:45


ニューイングランド・ペイトリオッツのマーテラス・ベネット【AP Photo/Jack Dempsey】

タイトエンド(TE)マーテラス・ベネットの今季が終了した。

ベテランのTEベネットが故障者リストに登録されたのは、古巣であるニューイングランド・ペイトリオッツに復帰してからわずか2週間後のことだった。この動きについては『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話に基づいて報じ、後にチームも認めている。

肩とハムストリングの負傷のため、現地26日(日)に開催されたマイアミ・ドルフィンズ戦にインアクティブ登録となっていたベネット。故障者リスト入りが確定したのは同試合の翌日のことだった。ラポポートが得た情報によればこの動向はベネットのハムストリングの状態が非常に悪かったことが決め手である一方、早い段階でのシーズン終了により肩の手術にも踏み切ることができる。

ニューイングランドに舞い戻った30歳のパスキャッチャーが出場した2試合でその存在感を示すことはなく、キャッチ6回で53ヤードを記録したのみ。ペイトリオッツはグリーンベイ・パッカーズからリリースされたベネットをウェイバーで獲得したばかりだった。

ペイトリオッツのTEにはオールプロのロブ・グロンコウスキーに次いでドウェイン・アレンと新人ジェイコブ・ホリスターが控えている。理論上、ベネットの加入はチームにとってプラスとなるはずだったが、グリーンベイから放出されたベネットには最初から不具合があったようだ。

2008年にダラス・カウボーイズからドラフト2巡目で指名を受けたベネットはその長きにわたるキャリアを通してキャッチ433回、4,573ヤード、30回のタッチダウンを積み上げている。

つい数カ月前に自身の引退を示唆していたベネットが今後もプレー継続を希望するかどうかは興味深いところだ。