現地26日（月）、デンバー・ブロンコスのコーナーバック（CB）アキブ・タリブとオークランド・レイダースのワイドレシーバー（WR）マイケル・クラブツリーにそれぞれ2試合の出場停止処分が科された。両者は25日に開催されたブロンコス対レイダースで殴り合いの乱闘騒ぎ起こしていた。

タリブとクラブツリーは共にこの処分に対して控訴する予定だと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報筋からの話をもとに伝えている。今回の処分は試合中のスポーツマンシップに反する行為と不必要なラフプレーに対して科されたものだ。

レイダースが21対14でブロンコスを破ったこの試合の第1クオーターに、2人は多数を巻き込む乱闘騒ぎを引き起こした。ブロンコスのCBクリス・ハリスは、クラブツリーとタリブがいさかいを始める前のプレーでクラブツリーが唐突に自分をパンチしたと主張している。タリブとクラブツリーの両者にはペナルティが科され、共に退場処分を受けた。レイダースのガード（G）ゲイブ・ジャクソンもまた、オフィシャルに接触したことで同試合を除外されている。

試合中にタリブとクラブツリーが同様の騒ぎを起こしたのはこれで2年連続であり、今回の乱闘は昨年のものよりも激しかったように見受けられる。

レイダースのヘッドコーチ（HC）ジャック・デル・リオは月曜日、クラブツリーに対する停止処分が覆ることを願っていた。

「私が見る限り、そこまで激しいリアクションがあったようには思えない」

クラブツリーはニューヨーク・ジャイアンツとカンザスシティ・チーフス戦を欠場することになり、タリブはマイアミ・ドルフィンズとニューヨーク・ジェッツ戦を欠場することになる。両選手は12月11日（月）からロースター復帰が可能だ。

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