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元カウボーイズRBマクファデンが10年のキャリアに幕

2017年11月29日(水) 14:59


ダラス・カウボーイズのダレン・マクファデン【AP Photo/Michael Ainsworth】

ダラス・カウボーイズからリリースされた2日後、ベテランランニングバック(RB)のダレン・マクファデンが引退を表明した。

マクファデンは現地28日(火)、『Twitter(ツイッター)』上で「悲しい気持ちもなく、次のチャンスがなかったわけでもなくて、自分の人生について2、3日しっかりと考えた結果なんだ。自分にとって正しい決断だったと分かっている」と述べている。

30歳のRBは3シーズンをカウボーイズでプレーしており、その以前にはオークランド・レイダースで7年間を過ごした。2015年にデマルコ・マレーに代わって登場したマクファデンは1,089ヤード、タッチダウン3回、キャリアハイのキャリー239回を記録。しかしながら、2016年のドラフトでエゼキエル・エリオットを指名したカウボーイズは優先的にエリオットを起用し、マクファデンはベテランのアルフレッド・モリスにも遅れを取った。カウボーイズは先週末、主に肘の故障が原因で過去2シーズンを通じて2試合のみの出場となっていたマクファデンに、ついに見切りをつけたのだ。

レイダースから2008年のドラフト全体4位で指名されたアーカンソー大学出身のマクファデンは、相当な期待を寄せられていた選手だった。同年のドラフトではジョナサン・スチュワート(13位)、フェリックス・ジョーンズ(22位)、ラシャード・メンデンホール(23位)、クリス・ジョンソン(24位)、マット・フォート(44位)、レイ・ライス(55位)、ジャマール・チャールズ(73位)ら豪華なメンバーがマクファデンの後に指名を受けている。マクファデンのベストシーズンはスクリメージからのキャリアハイとなる1,664ヤード、そして、タッチダウン10回を記録した2010年だろう。

マクファデンはキャリア通算で5,421ランヤード、スクリメージからの7,535ヤード、1キャリー平均4.2ヤード、タッチダウン33回という記録を積み上げている。

マクファデンはツイッターで今後のキャリアについてのヒントを教えてくれた。

「ようやく自由な時間ができて、気づいてしまったんだ。母校のレイザーバックスがヘッドコーチを募集しているそうじゃないか。俺なんかどうかな!」

【S】