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ブラウンズ、WRゴードンがチャージャーズ戦に先発

2017年12月01日(金) 09:22


クリーブラウンド・ブラウンズのジョシュ・ゴードン【AP Photo/David Richard, File】

クリーブランド・ブラウンズのワイドレシーバー(WR)ジョシュ・ゴードンがようやくゲームに登場する。

ヘッドコーチ(HC)のヒュー・ジャクソンは現地30日(木)、ゴードンが2014年の12月21日以来初めて試合に出場する予定だと明かした。ゴードンの今季デビュー戦は12月3日(日)のロサンゼルス・チャージャーズ戦となる。

ジャクソンHCは「ああ、そうだ、彼は先発するよ」とコメントしている。

今年11月から条件付きでリーグに復帰したゴードンはチームのプレーブックをおおかた理解しており、試合復帰にも問題ないと同HCは発言している。ゴードンは11月20日(月)からチーム練習に加わっていた。

リーグ規定の禁止薬物を使用したことで出場停止処分を受けたゴードンは2015年、2016年のシーズンをまるまる棒に振っている。チームのトレーニングキャンプとプレシーズンに参加したゴードンは、2016年に自らの意志でリハビリ施設に入っていた。

身長約190cmと体格も良く、身体能力も抜群のゴードンは、2013年にたった14試合の出場で1,646レシーブヤードをマークした。プロデビューからの2年で2,451レシーブヤードを記録したゴードンは、1970年以降、2シーズンを通して史上4番目に多くヤード数を稼いだWRでもある。その他の3人とはオデル・ベッカム、ランディ・モス、ジェリー・ライスといったそうそうたるメンバーだ。

『ESPN.com』によれば、ゴードンは記者に対して「クエスチョンマークはまだあるが、何かポジティブな印象を残したいとは思っている」と心境を語ったという。

シーズン第9週のバイウイーク以降、調子を取り戻しているクオーターバック(QB)デショーン・カイザーにとってゴードンの復帰はこれ以上ないうれしいニュースとなろう。

1対1の争いに競り勝つことが期待できるゴードンとコーリー・コールマンが同時にフィールドに存在するともなれば、新人QBカイザーの心にも余裕が生まれるはずだ。ようやくチームナンバー1、ナンバー2のレシーバーがQBの力になる時が来た。

チャージャーズ戦後には、グリーンベイ・パッカーズ、ボルティモア・レイブンズ、シカゴ・ベアーズ、そして最後にピッツバーグ・スティーラーズ戦が組まれているブラウンズ。ゴードンは2017年のレギュラーシーズン最終月となった今月、チームを初勝利へと導くことができるだろうか。

【S】