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ブラウンズ新GMドーシーが前政権を否定、チームの大改革を宣言

2017年12月15日(金) 09:51

クリーブランド・ブラウンズ【AP Photo/Matt Dunham】

クリーブランド・ブラウンズのジェネラルマネジャー(GM)に就任してからまだ1週間と経っていないものの、ジョン・ドーシーはすでに前サシ・ブラウンGMが構築してきたシステムを公に否定した。

『Cleveland.com』によると、地方ラジオ番組に出演したドーシーGMは「(ヒュー・ジャクソンが)適切な選手を獲得できるようにしなければならない。率直に言えば、前政権のシステムでは本当に価値のある選手を確保できていなかった」と明かした。

ブラウンズにはヘッドコーチ(HC)を務めるジャクソンのために勝利を呼び込む選手を集められるほど力を持った人材がいなかったと明言したドーシーGMは通算1勝28敗のジャクソンHCを擁護し、こう語っている。

「ビル・パーセルズがいつも言っていたように、“残した記録が自身を語る”とはこのことだ。この言葉の中に真実はある。ヒューに良い選手を獲得するために私は最善を尽くす。望むのはそれくらいだ。これこそが私の役目であり、ヒューの助けになれればいい」

ドーシーGMの見解では、サシ・ブラウン政権は勝利に必要な才能ある選手を獲得できていなかったということになる。しかし、ドーシーGMが今後、前政権が残した大量のドラフト指名権の恩恵に預かる事実を忘れてはならない。ブラウンズは2018年ドラフトで1巡目と2巡目に合計5人の選手を指名可能だ。ドーシーGMに与えられた使命はこの中でチームに勝利をもたらす選手を指名することである。

ドーシーGMは最後に「われわれは0勝13敗のチームだ。ここからはもう這い上がるしかない。まずはチームの根本から変えていくことが必要だ」と述べた。

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