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ラムズのNo.1ターゲット、WRウッズがシーホークス戦で復帰

2017年12月15日(金) 12:18

ロサンゼルス・ラムズのロバート・ウッズ【AP Photo/Jim Mone】

ロサンゼルス・ラムズのナンバーワンターゲットであるワイドレシーバー(WR)ロバート・ウッズが今週末に開催されるシアトル・シーホークスとの大事な一戦を前に復活する。

シーズン第11週に肩を負傷して以降、ここ3試合に欠場していたウッズが今週末の試合からの復帰を明言した。

ウッズはチームの公式サイトで「体調を万全にし、前の状態に戻すには長い時間がかかった。チームの勝利など、全てにおいてチームメイトはここまでよく頑張った。自分もようやく戻ることができそうだし、最後は皆と一緒にフィニッシュできそう」とコメント。

シーズン第15週の復帰は以前からのシナリオ通りだ。先週のウッズはクエッショナブル登録されていたものの、慎重な姿勢を見せたチームがもう1週間の休息期間を与えた。13日は制限付きでチームのウオークスルーに参加している。

ここ3試合を欠場する前までのウッズはレシーブ47回、703ヤードを記録してチームのトップWRとなっていた。ヤード数ではすでにキャリアハイを上回っているウッズが過去最高の数字を並べてシーズンの閉幕を迎える準備を整えた。

ウッズが不在中は新人のクーパー・カップがレシーブ平均6回、100.6ヤードをマークしてその穴を埋める活躍を見せていた。チームのトップレシーバーが復活するともなれば、クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフはサードダウンでの勝負により余裕が持てるだろう。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、今季のウッズはターゲットとなったWRの中でもリーグ3位のパサーレーティング(118.9:60ターゲット以上)を記録しており、タッチダウンとインターセプトの比率は4対0。ウッズとトッド・ガーリーによるコンビはスクリメージヤード(2,420ヤード)で、リビオン・ベルとアントニオ・ブラウンコンビ(3,193ヤード)とカリーム・ハントとタイリーク・ヒルコンビ(2,481ヤード)に次ぐリーグ3位となっている。

ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイは13日、「リーダーシップの観点、また、ケガする前までに彼が見せ続けていたパフォーマンスを考えれば、ロバートがフィールドに復帰すること以外にチームが望むことはない。彼の復帰は間近だ。チームはさらに良くなる」と述べた。

シアトルで開催されるシーズン第15週の結果によってNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区のタイトルがまた一歩確実となる。シーホークスのセカンダリー陣が故障者の多発で不調に喘ぐ中、チーム最高の武器を再び手にしたラムズがNFC西地区の頂上決戦を制するのだろうか。

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