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足の負傷でレイダースLTペンの今季が終了

2017年12月19日(火) 10:35


オークランド・レイダースのドナルド・ペン【AP Photo/Ben Margot】

オークランド・レイダースのレフトタックル(LT)ドナルド・ペンの今シーズンが終了した。

ペンは現地21日(木)に足の手術を予定しており、残り試合は欠場を余儀なくされると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。ペンは17日、ダラス・カウボーイズに惜敗した試合で足を負傷していた。

レイダースの一員としてペンがレギュラーシーズンの試合を欠場するのは今回が初めてとなる。リーグでもトップクラスの頼れるパスプロテクターは2007年シーズンから1度もレギュラーシーズンの先発を外れたことがなかった。

忍耐力やタフさが売りのペンだったが、レイダースには正LTが不在となった際の経験もある。昨季ワイルドカードゲームのヒューストン・テキサンズ戦では膝の負傷によってインアクティブ登録となったペンの代役をタックル(T)メネリク・ワトソンが務めたものの、かなりの苦戦を強いられた。ペンの不在はクオーターバック(QB)デレック・カーの不在とも相まってより一層レイダースにとっての苦い思い出を際立たせた。

オフシーズン中は新契約を留保してトレーニングキャンプなどにも参加していなかったペン。チームはシーズン第1週のテネシー・タイタンズ戦後にようやくペンとの新契約を結んでいる。今季はレイダースにとって思うようにいかないシーズンだ。6勝8敗のレイダースにとってプレーオフ進出は数字だけ見ればまだ不可能ではないが、それを可能とするためには選手らによる圧倒的なパフォーマンスが必要となるだろう。ペン不在となった今、レイダースは残りのシーズンをどのように戦い抜くのだろうか。

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