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「決して辞めたりしない」とテキサンズHCオブライエン

2017年12月19日(火) 10:58

ヒューストン・テキサンズのビル・オブライエン【AP Photo/Steven Senne】

ヒューストン・テキサンズのヘッドコーチ(HC)ビル・オブライエンがテキサンズの指揮を放棄することはない。

『CBSSports.com』がオブライエンHCとチーム組織との関係性が“分断寸前だ”と報じていたものの、オブライエンHC本人がその報道を力強く否定した。

地元紙『Houston Chronicle(ヒューストン・クロニクル)』に対して「ヒューストン・テキサンズのヘッドコーチを辞めることは絶対にない」と述べたオブライエンHCは次のようにも語っている。

「自らヒューストン・テキサンズを出て行くことは決してない。そのニュースについては読んでもいないが、うわさは聞いている。どこからそんな情報を入手したのかと、書いた本人に直接問うのが一番ではないか」

報道によれば、オブライエンHCと長期政権であるジェネラルマネジャー(GM)リック・スミスとの関係性に亀裂が生じ、“チーム関係者の多くが近々チーム内部の変革が行われる”と見ているという。

オブライエンHCは「私は黙っちゃいない。家族、信念、教育に重きを置く家で私は育った。決してこの仕事を放棄したりしない」とも打ち明けたとのこと。

今年1月にも同様のうわさ話が持ち上がっており、当時は『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが「複数の情報筋によれば、その可能性は十分にありそうだ。オブライエンは(2017年に)他のチームでコーチを務めているかもしれない」と報じていた。

昨季オフシーズン中、オブライエンHCとチームはそれぞれ抱えていた問題を解決した後、1年を残していた現行契約の継続を決心した。数年におよぶ正クオーターバック(QB)不在のチーム事情を経て、ようやくオブライエンHC率いる攻撃陣の前にはデショーン・ワトソンという若きホープが現れた。

現在は今季絶望となる膝の故障によって戦列を離れているものの、2017年ドラフト1巡目指名選手であるワトソンは2018年のレギュラーシーズン開幕までに戻って来ると予想される。ついに待望のQBを手に入れたオブライエンHCがこのタイミングで職を退くのは考えにくいだろう。むしろ、チームのHCとGMが共に協力しあったテキサンズには来年度、待ちに待った歓喜のシーズンがやって来るかもしれない。

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