処分明けのカウボーイRBエリオットは多くを語らず
2017年12月21日(木) 11:01ダラス・カウボーイズの練習場に戻って来たランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットが出場停止処分中の行動について多くを語ることはなかった。
リーグの行動規範に違反して6試合の出場停止処分を科されたエリオットはこの期間を経た後、初めて記者に対して口を開いたものの、6週間の “オフ”に何をしていたかについては口を閉ざした。
エリオットは水曜日の練習後、「そのことについて話すつもりはない。もう終わったことだ。俺はもう先に進んでいるし、新たな章を迎えている。支えてくれたカウボーイズには感謝している。あの期間、俺をサポートしてくれた自分の家族、チーム、友人たち、そしてとりわけ失望せずに待ち続けてくれたカウボーイズファンの皆には感謝したい」と語った。
チームから離れていた期間に何をしていたかと記者から問われたエリオットは「もうそのことについては質問しないでほしい」と答えている。それでも、数度にわたって同様の質問を投げかけられると「分かった、もう終わりにしよう。ありがとう」と言い残してロッカールームへと消えていった。記者の前に立っていた時間はわずか70秒間だけだった。
その場を立ち去る前のエリオットは練習復帰について、「とても良かった。やる気に満ちあふれている。チームメイトには本当に会いたかった。彼らも俺を待っていてくれたみたいだ。残りの試合が待ち遠しい」と述べている。
カウボーイズにとって大事な局面でのチーム復帰となったエリオット。カウボーイズがプレーオフに進出するためには残りのシアトル・シーホークス、フィラデルフィア・イーグルス戦で立て続けに勝利を収める必要がある。スターRBのエリオットがフィールドに復帰した今、カウボーイズの望みは再び高まっている。
本人から明かされることはなかったが、処分期間中のエリオットはメキシコのカボ・サン・ルーカスでトレーニングを積んでいた模様だ。エネルギーに満ちたエリオットがカウボーイズのプレーオフ進出の望みを叶えてくれるかどうか、乞うご期待だ。
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