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カーディナルスWRフィッツジェラルドの来季は未定

2017年12月22日(金) 12:28

アリゾナ・カーディナルスのラリー・フィッツジェラルド【AP Photo/Rick Scuteri】

アリゾナ・カーディナルスが間もなく今季を終えようとする中、ファンにとっては今週末の試合がスターワイドレシーバー(WR)ラリー・フィッツジェラルドの姿を見るラストチャンスになる可能性がある。

すでに殿堂入り候補とも評されるフィッツジェラルドは先シーズンも引退について思いを巡らせていたが、最終的にはフィールドに戻って来た。そんなフィッツジェラルドが次のシーズンもプレーを望むかどうかは定かでない。

フィッツジェラルドはチーム公式サイトのダレン・アーバンに対して「時間をかけて考えるつもり。答えが決まったら知らせるよ」と語った。

今週末、チームはホームにニューヨーク・ジャイアンツを迎え入れる予定だが、今季のカーディナルスはすでにプレーオフ進出レースから脱落している。カーディナルス一筋14年のWRは今週末の試合をいつも通りに戦うと明言した。

「いつもとやることは変わらない。チームメイトや相手チームの選手と話してからロッカールームに行く。何ら違いはないさ」

フィッツジェラルドは2017年度にレシーブ92回、982ヤード、5タッチダウンを記録している。キャリア通算では1,217回のレシーブで15,371ヤード、109タッチダウンを積み上げたフィッツジェラルド。アリゾナでの思い出は喜ばしいものの方が多いようだ。

フィッツジェラルドはカーディナルスで過ごした日々を次のように振り返っている。

「俺はずっと良い環境にいる。ここではたくさんのすばらしい人たちと出会えたし、たくさんのすばらしい経験ができた。もっと勝てれば良かったんだけどね。サン・デビルでの初試合は苦い思い出。たぶん(ニューイングランド)ペイトリオッツ戦だったはず。(ラインバッカーの)ウィリー・マクギネストがクロスルートを塞いで、(セーフティの)ロドニー・ハリソンが俺を追いかけて来た。あれは俺をケガさせようとしていたね。あの日は良くない思い出だ」と

プロボウルに11回出場したフィッツジェラルドにとって、今週末の試合が最後のホームゲームとなるのだろうか。

【S】