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ラムズRBガーリーらがシーズン第16週の週間MVPに

2017年12月28日(木) 12:49


ロサンゼルス・ラムズのトッド・ガーリー【AP Photo/Mark Zaleski】

現地27日(水)、シーズン第16週で数多くの華々しいプレーを見せた選手たちの中から一際輝きを放った選手に週間MVPが送られた。

シーズン第16週の週間MVP受賞者は以下の通り。

【NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)】

<攻撃部門>

RBトッド・ガーリー:ロサンゼルス・ラムズで3年目のシーズンを過ごすランニングバック(RB)ガーリーがテネシー・タイタンズ戦で122ランヤードを記録し、リーグトップとなる今季合計の1,305ランヤードを積み上げた。だが、27対23で勝利を収めたこの試合でのガーリーは10レシーブ、158ヤード、2タッチダウンとパスゲームの中心選手ともなっていた。シーズン第16週に至るまでにすでに年間MVP候補ともうたわれていたガーリーは今回の活躍によってよりその受賞を近づけたと言える。

<守備部門>

Sハリソン・スミス:ミネソタ・バイキングスのセーフティ(S)スミスはプロボウルからの選出漏れを引きずってはいなかった。16対0での完封勝利を挙げたグリーンベイ・パッカーズ戦で相手クオーターバック(QB)ブレット・ハンドリーから2度のインターセプトを記録したスミス。彼がレッドゾーン内で決めたインターセプトでチームの勝利が大きく近づいた。この試合、8タックルも記録したスミスがチームのファーストラウンドバイ(一回戦免除)獲得に向けてチームの勝利に貢献した。

<スペシャルチーム部門>

WRダミーア・バード:カロライナ・パンサーズでリターンスペシャリストを務めるワイドレシーバー(WR)バードが22対19で白星を挙げたタンパベイ・バッカニアーズ戦で大活躍した。同試合の第2クオーター、バードは103ヤードのキックオフリターンからタッチダウンを記録。リターンの合計は146ヤードをマークしたバードだったが、後半直後に足首を負傷して試合を離脱している。ほぼ前半だけの活躍でさえも、バードの圧倒的パフォーマンスにはスペシャルチーム部門の週間MVPが値した。

【AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)】

<攻撃部門>

RBディオン・ルイス:ニューイングランド・ペイトリオッツのRBルイスがキャリアハイとなる24回のランアテンプトで129ヤードを獲得。1タッチダウン、5レシーブ、合計174ヤードをマークしたルイスがバッファロー・ビルズに37対16と圧勝した試合で存在感を放っていた。

<守備部門>

CBマイク・ヒルトン:ピッツバーグ・スティーラーズのコーナーバック(CB)ヒルトンはマンデーナイトに開催されたヒューストン・テキサンズ戦でCBとしてはリーグ史上初となる1試合3サックを記録した。この快挙の達成に加え、6回のソロタックルと1フォースドファンブルを記録したヒルトンがスティーラーズのファーストラウンドバイ獲得に大きく貢献した。ドラフト外から入団した新人選手にとっては嬉しい受賞となったに違いない。

<スペシャルチーム部門>

Kハリソン・バトカー:マイアミ・ドルフィンズ戦、後半だけでフィールドゴールを3回成功させたカンザスシティ・チーフスのキッカー(K)バトカー。試合後半に得点を決めたのは彼だけだ。この日、最長で49ヤード、合計5度のフィールドゴールを決めたバトカーは29対13で勝利を収めたドルフィンズ戦で17点をたたき出した。当然ながら、彼の活躍はシーズン第16週のスペシャルチーム部門の週間MVPにふさわしいものだった。

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