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バイキングスRBマッキノンがミネソタ離脱の可能性

2018年01月24日(水) 10:09

ミネソタ・バイキングスのジェリック・マッキノン【AP Photo/Jeff Roberson】

現地21日(日)、ミネソタ・バイキングスのシーズンが終了した。これと同時に、紫色のユニフォームを着たランニングバック(RB)ジェリック・マッキノンの活躍もこれで終了となるのだろうか。

2017年のシーズン、プロ入り後ベストとなる1年を過ごしたマッキノンは今、どのチームでも主力RBとして活躍する準備ができている。ラタビアス・マレーがまだチームとの契約下におり、ACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷していたルーキーのデルビン・クックも先日からジョギングを再開して完全復帰が近いとされる中、今オフシーズンにフリーエージェント(FA)となるマッキノンは22日、『ESPN』を通じて次のように語った。

「チームの主力になりたいね。この役割に徹するためにまたここでオフシーズンのトレーニングを頑張るつもりはない。役割には感謝しているし、結果もついてきた。だが、俺は自分自身により良いチャンスを欲している」

クックの負傷前のパフォーマンスやマレーのチェンジ・オブ・ペースを見ているバイキングスファンは、マッキノンの離脱を仕方のないものと捉えているようだが、今年ブレイクしたマッキノンが一定以上の評価を得てもおかしくはないだろう。

キャリアハイとなる570ランヤードと5度のタッチダウン、421レシーブヤード、51キャッチを記録した今季のマッキノンは、始終劣勢に立たされたNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦でもランとレシーブヤードのカテゴリーでチームをけん引した。

スーパーボウル出場まであと一歩届かなかったバイキングスには変化が起きている。攻撃コーディネーター(OC)はニューヨークへと旅立ち、クオーターバック(QB)の状況もいまだ不透明である。バイキングスを代表するプレーメイカーとして活躍したマッキノンが来季、新たなユニフォームに身を包んでプレーする可能性は高いのかもしれない。

【S】