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QBニュートンへの処置でパンサーズに制裁なし

2018年01月25日(木) 09:26

カロライナ・パンサーズのキャム・ニュートン【AP Photo/Bill Feig】

カロライナ・パンサーズに違反がなかったことが正式に確定した。

ニューオーリンズ・セインツに敗れたプレーオフゲームで起きたクオーターバック(QB)キャム・ニュートンの脳震とう処置に対するNFLとNFL選手会による合同調査が完了した。

NFLは現地24日(水)、パンサーズが無違反であったことを声明の中で明らかにしている。

「サイドラインの医療用テントの中で、ニュートンには適切に脳震とうの診断処置が施されており、彼にその症状はなかった」

合同調査団による調査結果は「プロトコル処置に際して何も違反はなかった」とし、第4クオーターでセインツのディフェンシブタックル(DT)デビット・オニエマタによるヒットを受けたニュートンは単に「右目にアクシデントが発生し、なんらかの物体が入った模様だ」と結論づけた。

NFLと選手会はニュートンにロッカールームでの検査が必須となる“粗大運動(手足の動きなど)機能の低下”は見られていなかったとしている。

NFL医療チーム主任のアレン・シルズは水曜日、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートに対して次のように語った。

「医療的根拠は単純で明白だ。ビデオでもニュートン氏の目に何らかのアクシデントが発生していたのが鮮明に映し出され、彼は衝撃を受けた際にそれが起きたと主張していた。彼はそう証言し、医療スタッフも同様に証言した」

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