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ペイトリオッツは“完全な敵”とイーグルスRBブラント

2018年01月26日(金) 10:45

フィラデルフィア・イーグルスのレギャレット・ブラント【AP Photo/Matt Slocum】

フィラデルフィア・イーグルスのランニングバック(RB)レギャレット・ブラントは過去4年間の大半をニューイングランド・ペイトリオッツで過ごした。ニューイングランドの地でスーパーボウルを2度制覇したブラントにはおそらく、今季最終戦の相手となるチームの中にまだ多数の友人がいるだろう。

それでも、現地2月4日(日)に開催される第52回スーパーボウルを前にイーグルスのブラントは以前のことは全く関係のない話だと主張し、ペイトリオッツは“敵”だとも述べた。

ブラントは25日(木)、記者に対して「完全に敵モードさ。友達ではないし、ホームでもない。何の関係もないんだ。俺たちが・・・俺たちがやるべきことはわかっている。向こうも自分たちのやるべきことは理解しているはずだ。両チームとも目指しているゴールは同じ。何も難しい感情などない。ただ、それだけの話だ」と語った。

8年のプロキャリアを通して見たブラントのベストシーズンはペイトリオッツ在籍時の2016年だろう。この年のブラントは1,161ヤードでリーグトップの18タッチダウンをマークした。ブラントは3シーズン強を通じて35タッチダウンをペイトリオッツで積み重ねている。

ピッツバーグ・スティーラーズでもがいていた2014年シーズンに手を差し伸べてくれたペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックに対して、当時のブラントはメディアを通じて感謝を述べていた。しかしながら、第52回スーパーボウルを前にした今、過去を懐かしむつもりはないようだ。ブラントは本気で古巣を叩き潰す気でいる。

ブラントは『NJ.com』にこのように語った。

「今はイーグルスのために戦っている。もうペイトリオッツのためには戦っていない。ペイトリオッツを見てはいないし、ペイトリオッツに関心はない。試合で勝つために自分に何ができるかだけを考えている。昨年はニューイングランドですばらしい経験をしたが、去年のことは去年のことだ」

【S】