GMエルウェイのカズンズ獲得に期待するブロンコス選手たち
2018年02月01日(木) 11:40スーパーボウルウイークが盛り上がる中、カーク・カズンズはもう1カ月ほどフットボールをしていない。
今、ワシントン・レッドスキンズのクオーターバック(QB)カズンズに関して話したい人は大勢いるだろう。それもそのはず、現地30日(火)にカンザスシティ・チーフスからレッドスキンズへのアレックス・スミスの衝撃的なトレードが報じられたばかりなのだ。
ワシントンの地でその名を馳せたカズンズがいよいよフリーエージェント(FA)市場に登場し、その獲得金額は2012年にフットボール界の皇帝とも呼ばれるジョン・エルウェイがペイトン・マニングに付した桁外れな金額と同程度のものになると見込まれている。
デンバー・ブロンコスのジェネラルマネジャー(GM)エルウェイがカズンズに対して再び以前と同様のプロセスを踏むのだろうか。どうやらブロンコスのランニングバック(RB)C.J.アンダーソンは本気でそう願っているようだ。アンダーソンは31日、『ESPN』に対してこのように明かした。
「カークのような選手が来たらとんでもない効果があるだろう・・・俺たちのようなベテランのチームにとっては最高だ。どこかしらに変化が生じるのは皆知っているが、自分を含め、エマニュエル(サンダース、ワイドレシーバー/WR)やDT(WRのデマリウス・トーマス)がそのままなら、うちの攻撃陣は最高の形になる」
信頼できるQBの存在がこのチームに足りないピースではないかと問われたアンダーソンは言葉を濁すことなくはっきりと語った。
「そうさ、間違いなくそうだ。(エルウェイが)そうしてくれればね・・・そうなることを期待している」
プロボウルに選出されたパスラッシャーのボン・ミラーもまた、ラジオ番組『The Dan Patrick Show(ザ・ダン・パトリック・ショー)』や『Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)』の中でアンダーソンと同様の考えを述べていた。
「そうだね、俺たちにはカークが必要だ。カークがね。彼が来てくれたら最高だ。今の時点で良いクオーターバック陣なんだ。カークが来ればどこまででも行けるだろう」
今月初旬、『NFL Network(NFLネットワーク)』に対してラインバッカー(LB)のブランドン・マーシャルもアンダーソンやミラーと変わらない発言をしていた。
ブロンコスでのトレバー・シーミアンとパクストン・リンチの時代は終焉を迎えたのかもしれない。今やデンバーのロースターはカズンズを中心とした方向に変わろうとしている。果たして、エルウェイGMは過去のように大枚をはたいてカズンズを獲得するのだろうか。
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