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コルツLBジャクソンが事故死、ドライバーは飲酒運転か

2018年02月05日(月) 14:23


インディアナポリス・コルツのエドウィン・ジャクソン【Ric Tapia via AP】

現地4日(日)、インディアナポリス・コルツのラインバッカー(LB)であるエドウィン・ジャクソンが交通事故で亡くなった。インディアナ州警察によれば、事故を起こしたドライバーには飲酒運転の疑いがある。ジャクソンは26歳だった。

ジャクソンともう一人の男性は、インディアナポリスの州間高速道路70号線の路肩で車両の外に出て立っていたところ、フォードF-150に衝突されて亡くなった。警察の報告書によれば、事故が起こったのは現地時間4時になる直前で、フォードが停車中の車両の後部と立っている2人に向かって突っ込んだという。

警察がトラックのドライバーだと特定したインディアナポリス在住のアレックス・カブレラは徒歩で現場から逃走。その後間もなく逮捕された。カブレラは無免許運転で、事故当時に酩酊状態だったとみられる。

この知らせに、コルツは「エドウィン・ジャクソンが亡くなったとの報に、われわれは心を痛めている」との声明文を発表した。

「エドウィンはコルツという組織の全員から愛されていた。われわれは彼の社交的な人となり、闘志、ハードワークに耐えるメンタリティを称賛している。彼はかかわり合う全ての人々から尊敬されていた。ロッカールームでも、チーム組織全体にとっても、彼がいないなどひどく寂しいことだ。また、この事故ではもう1人が亡くなったと聞いており、悲しみはいや増すばかりだ。この悲劇にわれわれは衝撃を受け、心を痛めている。われわれの思いと祈りは、辛い時を過ごす亡くなった2人の家族と共にある」

警察の初期調査によれば、この事故で死亡したもう一人の人物はライドシェアリングサービスの運転手であるジェフリー・モンローさん(54歳)で、乗客だったジャクソンの気分が悪くなったために停車した模様だ。

この事故については現在も捜査が続いているという。

ジャクソンは2015年に練習生としてコルツと契約し、2016年には8試合に先発した。昨年9月、ジャクソンは故障者リストに登録されていた。

「エドウィン・ジャクソンはフットボールを愛していた。彼と旅路を共にできたことに感謝」

「われわれの思いと祈りはエドウィン・ジャクソンの家族と共にある。全ての人々に好かれ、尊敬された、素晴らしい若者だった。エドウィン、どうぞ安らかに」

「俺の兄弟、元チームメイトのエドウィン・ジャクソンのニュースを聞いて、心が破れるような思いだ。彼といるのはいつだって楽しかった。彼は笑顔を絶やすことなく、いつも声を上げて笑っていた。本当に最高の友人。エド、安らかに。俺の思いと祈りは永遠に君と君の家族たちの元にある」

「なんてことだ。本当に信じられない」

「われわれの思いは彼の家族と共にある」

「自分が手にしたもの全てを、懸命な努力でつかんだ男。彼は笑顔で、決して文句を言うことなくそれをやってのけた。彼が人に与えた前向きな影響は、言葉で言い尽くすことができない! あまりに早すぎる旅立ちだ」

「悲しい日だ。彼とチームメイトになる機会があり、その態度やプレーの仕方が好きだった」

「エドと彼の家族、友人、チームメイトたちに祈りを」

「俺の思いと祈りは2人の犠牲者とその家族と共にある」

「すごくポジティブで、成功しようという強い情熱を持っていた男が、こんなにも早く逝ってしまうなんで悲しすぎる。兄弟、お前がいなくて寂しいよ」

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