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ベンガルズTEアイファートがオフシーズンワークアウトに向けて始動

2018年02月27日(火) 13:42


シンシナティ・ベンガルズのタイラー・アイファート【AP Photo/Frank Victores】

故障していた腰の手術を受けたシンシナティ・ベンガルズのタイトエンド(TE)タイラー・アイファートが昨シーズンに登場したのはわずか2試合だった。しかし、2018年度にフリーエージェント(FA)になるアイフォートは、オフシーズンワークアウトに向けて準備が整っているようだ。

『ESPN』が現地26日(月)朝に伝えたところによると、リーグは先週中にアイファートが専属医師からクリアーの診断を受け、今春のOTA(チーム合同練習)に参加可能となったことを伝えられたようだ。

昨年に受けた手術はアイファートにとって3度目となる腰の手術だった。2016年シーズンの初めから足首に痛みを抱えていたアイフォートはシーズン途中から膝も故障。過去2シーズンを通じて10試合のみの出場となっている27歳のアイファートのキャリアを通じて見ると、レギュラーシーズンに出場した試合数(39試合)よりも、欠場した試合数(41試合)の方が多くなっている。

しかしながら、身長約198cmと大柄なTEはベンガルズにとって必要不可欠な攻撃陣の要だった。2015年シーズンのアイファートは13試合で13タッチダウンをマークして大ブレイクを果たしている。

それでも、現地記者たちによると、ベンガルズはアイファートを手放す見込みが強いとのことだ。

健康な状態のアイファートが市場に登場すれば、レッドゾーンで脅威となる選手を欲する多数のチームがその体格と運動能力の高さを買って獲得に乗り出すに違いない。

アイファートには“健康な状態であれば”という文言が常につきまとっており、そのせいで受け取るサラリーが少なくなるのも仕方のないことだ。才能あるTEは万全な状態でリーグの新年度を迎えようとしているが、その故障歴ゆえ、結ぶことのできる契約はインセンティブがそこそこの1年契約といったところになるだろう。

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