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カウボーイズオーナーが2億円を超える返済を承諾

2018年03月08日(木) 13:54

ダラス・カウボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズ【AP Photo/LM Otero】

ダラス・カウボーイズのオーナーを務めるジェリー・ジョーンズは、先シーズンにエゼキエル・エリオットに科された出場停止処分に関連した裁判費用、および、NFLコミッショナーであるロジャー・グッデルの契約延長交渉を妨害したことによってNFLが被った費用、総額200万ドル(約2億1,200万円)以上の返済を承諾したようだ。これは情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたもの。

NFLのスポークスマンはラポポートに対し、現地5日(月)にフロリダ州ウェストパームビーチにて開催されたグッデルコミッショナーとリーグ財務委員会の公聴会に参加した後、ジョーンズオーナーとリーグの間の問題は“両当事者が納得できる形で解決に至った”と伝えた。

カウボーイズはこの決定に関してコメントしていない。

昨シーズン、ジョーンズオーナーはグッデルコミッショナーの新契約締結を遅らせようと妨害工作を試みた他、リーグ規定の行動規範に違反したとしてエリオットが6試合の出場停止処分を受けたことに対する怒りを露骨に発言することも多かった。

結局、グッデルコミッショナーは昨年12月に契約延長を行い、エリオットも2017年のほとんどを費やした長期にわたる訴訟プロセスを経て出場停止処分を全て受け入れている。

【S】