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ベルのため? スティーラーズがWRブラウンの契約を修正
2018年03月08日(木) 14:08フランチャイズ指定の期限が過ぎ、1シーズン分のみの支払いを受ける新たな選手が登場してきた。そんな中、限りあるサラリーキャップの下でまだ給与調整を行っているチームがあったようだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地7日(水)放送の『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』の中で、ピッツバーグ・スティーラーズとワイドレシーバー(WR)のアントニオ・ブラウンが970万ドル(約10億3,000万円)分のスペースを生む契約の見直しで合意に至ったようだと報じた。
ただし、これはブラウンがチームメイトをチームにとどめるためや、慈悲の精神からペイカットに応じたものではないようだ。結局、ブラウンには全額が支払われる予定だが、サインボーナスはベースサラリーの一部としてではなく、すぐさま一括で支払われることになったようだ。
この動きとランニングバック(RB)リビオン・ベルの動向に関連性はなかったとのことだが、結果としてチームには独占的タグを付与したベルに対して2018年度分の1,455万4,000ドル(約15億4,300万円)を支払う余裕ができたことになる。
契約に関するスティーラーズとベルの攻防はいまだ継続中であり、どちらも妥協することなく平行線をたどれば、ベルが最終的にタグにサインするのは夏ごろと見られる。一方のブラウンはベルとチームのにらみ合いをよそに、シーズン開幕前に支払われる金額に満足しているはずだ。
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