デトロイト・ライオンズが2014年ドラフト1巡目指名選手であるタイトエンド（TE）エリック・エブロンをリリースした。

トレードパートナー探しが失敗に終わったライオンズは現地14日（水）、プロ5年目となるエブロンの放出を決断している。

2014年ドラフトではあのオデル・ベッカムを上回る全体10位で指名されたノースカロライナ大学出身のエブロンは、新年度開始となる14日午後までロースターにとどまっていればライオンズから825万ドル（約8億7,000万円）を受け取ることが可能だった。

時折、ポテンシャルの高さを見せたものの、精神面の不安定さが成績にも現れてしまうエブロンの現行サラリーは高すぎたと言えよう。

それでも、まだ24歳と若いエブロンは4シーズンを通じて2,000ヤード以上を積み上げている。チームが想像していたようなレッドゾーンで信頼できる安定したパフォーマンスを見せる選手とは決してならなかったものの、適切なチームへと移籍すれば、優秀な先発選手として再び活躍可能なポテンシャルは備えているはずだ。

オープン市場に登場することとなるエブロンはNFL公式サイトが選出する2018年フリーエージェントトップ101の中で第54位にランクインしている。

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