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RBバークヘッドは3年契約でペイトリオッツ残留が決定

2018年03月15日(木) 16:04

ニューイングランド・ペイトリオッツのレックス・バークヘッド【Ben Liebenberg via AP】

ニューイングランド・ペイトリオッツがフリーエージェント(FA)となるランニングバック(RB)を残留させた。

情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えたところによれば、ペイトリオッツはRBレックス・バークヘッドとの3年契約を締結させたとのこと。ラポポートはまた、この契約には多額の保証金が含まれているようだとも報じている。

この動向を最初に報じたのは地元紙『The Boston Globe(ザ・ボストン・グローブ)』だった。

昨オフシーズンにペイトリオッツと1年契約を結んだバークヘッドは64キャリーの264ヤード(平均4.1ヤード)と5ラッシングタッチダウンに加え、30レシーブの254ヤード、3レシービングタッチダウンを記録していた。

ペイトリオッツ在籍1年目のバークヘッドが抱えた一番の問題は健康状態にあった。昨年度のバークヘッドはレギュラーシーズンの6試合とプレーオフの1試合に欠場した。シーズン終盤は膝の痛みとも格闘していたバークヘッドはプレーオフで記録したのは4キャリーの23ヤードのみとなっている。

身長約178cmと小柄なテールバックはペイトリオッツの戦術にフィットしている。バークヘッドはタックルをかわす能力に長け、レシービングバックにもなれる彼はゴールラインが近いショートヤードで成功を収めた。

ディオン・ルイスをテネシー・タイタンズへとリリースしたペイトリオッツだが、ジェームス・ホワイトとマイク・ギリスリーに加えてバークヘッドの確保を最優先とした。当然ながら、今オフシーズンのペイトリオッツが使い勝手の良い多才なRBを2人とも流出させるはずはなかった。

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