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WRオースティンは契約再構築の上でラムズ残留

2018年03月16日(金) 14:18

ロサンゼルス・ラムズのタボン・オースティン【AP Photo/Butch Dill】

ロサンゼルス・ラムズの期待に応えきれなかったワイドレシーバー(WR)タボン・オースティンが契約の再構築に応じた。

この1年の間にチームがレシーバー陣に他の選択肢を増やしたのを受け、オースティンは表舞台から降ろされることになったようだ。2017年に13キャッチで47ヤードとラッシュ59回で270ヤード、タッチダウン1回にとどまったオースティンは、この年に1,497万ドル(約15億9,000万円)のキャップヒットとなった報酬に見合う活躍ができなかった。

ただし、サミー・ワトキンスの離脱というやや意外な展開もあいまって、オースティンがチームから放出されるには至らなかった。『Los Angeles Daily News(ロサンゼルス・デイリー・ニュース』のビンセント・ボンシニョーレが伝えたところによれば、オースティンは4年残っている契約の再構築に同意したという。

オースティンが2018年のサラリーキャップに占める金額は800万ドル(約8億5,000万円)になる見込みであり、これは『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』よると前シーズンより600万ドル(約6億4,000万円)以上低い額になる。

2017年に不調に陥ったのには、本人以外の要因もあった。チームは2017年のオフシーズンにWRロバート・ウッズと契約したほか、WRクーパー・カップをドラフトし、8月にはトレードでワトキンスを迎え入れた。選手層が厚くなった結果として、オースティンのチャンスが劇的に少なくなってしまったという一面もある。

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