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ドルフィンズはCパウンシーをリリースし、OGシットンと契約

2018年03月16日(金) 14:29

マイアミ・ドルフィンズのマイク・パウンシー【Al Messerschmidt via AP】

マイアミ・ドルフィンズがまたもやビッグネームに別れを告げる。

複数の情報によると、センター(C)マイク・パウンシーがチームに対して自身のリリースを要求し、これを受け入れたチームはパウンしーを現地15日(木)中に正式リリースする見込みだ。

希望した長期契約の締結が不可能となったパウンシーは、ドルフィンズとの契約を3年分残したまま自身のリリースを希望したようだ。

2011年にドルフィンズから1巡目指名を受けたパウンシーは7年を過ごしたこのチームでのプレー継続を望んでいたとも明かしている。

パウンシーのカットによってチームは700万ドル(約7億4,000万円)分のキャップスペースを生み出すことが可能となった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話を元に、ドルフィンズが元シカゴ・ベアーズのオフェンシブガード(OG)ジョシュ・シットンと800万ドル(約8億5,000万円)付きの約1,500万ドル(約16億円)をベースバリューとする最大約1,800万ドル(約19億円)の2年契約を結んだと伝えた。

昨季のパウンシーは2012年以降で初となるフル出場を果たしている。2013年から2015年にかけてプロボウルに選出された後は故障に悩まされたパウンシーだが、結果として先シーズンもチーム屈指のオフェンシブライン(OL)マンとして活躍。28歳のパウンシーは臀部(でんぶ)に問題を抱えており、ドルフィンズ時代に3度の手術を経験した。パウンシーとの契約を望むチームはその故障歴を十分に考慮した上で獲得に踏み切るべきだだろう。

今オフシーズンのドルフィンズは高給取りのプレーヤーを次々と放出している。リーグ新年度が開始して以降、ドルフィンズはジャービス・ランドリーをトレードに出し、エンダマカン・スーをカット、そして、今回はパウンシーをリリースした。

最新情報によれば、ドルフィンズはサンフランシスコ・49ersからCダニエル・キルゴアと2018年ドラフトの7巡目指名権(全体227位)を獲得し、見返りとして同年ドラフトの7巡目指名権(全体223位)を譲渡したようだ。

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