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TEマーテラス・ベネットの2018年度はいかに? 決断はまだ先の様子か

2018年03月22日(木) 11:26

マーテラス・ベネット【AP Photo/Darron Cummings】

兄弟そろってのニューイングランド・ペイトリオッツ所属という夢は叶わず、フリーエージェント(FA)のタイトエンド(TE)マーテラス・ベネットが2018年シーズンにプレーについては不確かな状況が続いている。

現地21日(水)、『The Rich Eisen Show(ザ・リッチ・イーサン・ショー)』に登場したベネットは「今はこの生活を楽しんでいるし、次に何をしたいかを模索中。プレーを継続するのか? 他の選択肢をあたるのか? 俺がやりたいことって一体何なのだろうか?」と語った。

プロキャリア10年を通じて体だけでなく精神にも相当な負担をかけてきたと説明したベネットは少なくとも今現在、ルーティンとなっているオフシーズンの余暇を楽しんでいるようだ。

ベネットはこのように述べている。

「だから、こういう精神状態の中で自分がどこにいるかということじゃないか? プレーを続けなきゃならないのではなく、楽しいからフットボールをするんだ。タックルを防いだり、人を飛び越えたり、仲間たちと競争しあったり、そういうことが好きなんだ。ワークアウトはずっと行っているし、プレーする準備はできている」

一方で、ベネットはフィールド外でも“Creative Director of Awesomeness(クリエイティブ・ディレクター・オブ・オーサムネス)”と自称するアーティストとしての一面を持ち合わせている。

31歳のベネットが契約の直前までは月並みのオフシーズンワークアウトをスキップし、トレーニングキャンプの始まりを待っているのではないかと指摘したイーサンに対して、ベネットは「そうだといいね!」と返答している。

過去10年さまざまな攻撃コーディネーター(OC)と共に歩んできたベネットはほぼ全ての攻撃パターンを把握しており、たとえ馴染みのないOCがいるチームと契約しても問題ないと感じているようだ。

ベネットの意を汲めば、フットボールに関する今後の予定については今のところ、急いで決断しないということだろう。

【S】