ベテランRBゴアがドルフィンズと1年契約で合意
2018年03月23日(金) 09:37
ランニングバック(RB)フランク・ゴアは2018年度に地元のチームでプレーすることとなる。
情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地22日(木)、ベテランRBのゴアがマイアミ・ドルフィンズと1年契約で合意に至ったようだと報じた。
34歳のゴアはマイアミで生まれ育ち、マイアミ大学でプレーした人物だ。マイアミを飛び出したゴアは再び地元のチームへと凱旋(がいせん)し、キャリアに有終の美を飾るのだろう。
2005年にサンフランシスコ・49ersからドラフト指名を受けて以降、ゴアはリーグでもトップクラスに安定した成績を収めるRBとして活躍してきた。プロ13年間で1,000ヤード超えを9度も達成し、過去7シーズン連続で960ヤード以上をマークしている。ゴアのキャリア通算は14,026ヤード、1キャリー平均4.3ヤード、77ラッシングタッチダウン。今はNFL史上4位にランクするカーティス・マーティンのランヤード記録まであとわずか75ヤードに迫っている。
いまだ衰え知らずのゴアは先シーズン、インディアナポリス・コルツで穴だらけのオフェンシブライン(OL)の下でプレーした。年齢を重ねながらも、もう一仕事をする場所を探し続けたゴアが80ヤードのタッチダウンを見せることはもうないかもしれないが、まだチームのワークホースとして十分働けるだろう。
以前にはデマルコ・マレーとも面談を行ったドルフィンズはフリーエージェント(FA)市場でケニア・ドレイクのパートナーとなるベテランRBを求めていた。
NFLネットワークのマイク・ガラフォロが伝えるところによれば、ドルフィンズはディフェンシブエンド(DE)ウィリアム・ ヘイズとも1年契約を結んだようだ。ロサンゼルス・ラムズで5年間プレーしたプロ10年目のDEは昨シーズンからトレードでドルフィンズに移籍し、先シーズンは10試合に出場して1サックを記録していた。
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