13チームの前で元ブラウンズQBマンゼルがワークアウト
2018年03月23日(金) 12:26
元クリーブランド・ブラウンズのクオーターバック(QB)ジョニー・マンゼルが現地22日(木)、サンディエゴ大学のプロデーに参加した。『ESPN』によると、現場にはNFLから13チームが視察に訪れていたとのことだ。
サンディエゴ大学のプロデーを訪問していたのはニューイングランド・ペイトリオッツ、シカゴ・ベアーズ、ブラウンズ、ロサンゼルス・チャージャーズ、ニューヨーク・ジャイアンツ、カンザスシティ・チーフス、ニューヨーク・ジェッツ、オークランド・レイダース、テネシー・タイタンズ、デトロイト・ライオンズ、ジャクソンビル・ジャガーズ、カロライナ・パンサーズ、そして、タンパベイ・バッカニアーズの各チーム代表者だったようだ。
恥辱のうちにリーグを去った2016年以来となる復帰を目標に、元ドラフト1巡目指名選手のマンゼルは南カリフォルニア州でワークアウトに取り組んでいた。25歳のマンゼルはパートナーを探していたサンディエゴ大学のワイドレシーバー(WR)ジャスティン・プリーストとタイトエンド(TE)ロス・ドウェリーのためにサンディエゴ大学でのイベントに招待されている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートの説明によると、両サイドは有意義な時間を過ごしていたとのこと。
Kind of a cool thing that Johnny Manziel agreed to throw at San Diego Pro Day. He’d been training with 2 of their late-round prospects and they asked him to be QB for their workouts for scouts. Manziel agreed yesterday to do them a favor. Benefitted all sides, as he looked sharp.
— Ian Rapoport (@RapSheet) 2018年3月22日
「サンディエゴ大学のプロデーであのマンゼルがフットボールを投げる姿を見られたのはある意味とてもクール。同大学のドラフト下位指名候補者の2人とトレーニングしていたマンゼルは昨日、2人からスカウトの前でのワークアウトでQB役を務めることを依頼され、これを快諾。両サイドにとって有益となったこのワークアウトでマンゼルの動きにはキレが見られた」
プロでの2年間でさまざまな問題を引き起こした末にリーグを去ったマンゼルは今、記者に対してもう過去の自分ではないとアピールしている。
「週に数回はここ(サンディエゴ)まで運転し、週に6日間はワークアウトを行っているんだ。今のスケジュールはそのような感じ。自分はもう結婚もしていて、妻と愛犬と一緒に住んでいるんだ。1日6時間のトレーニングをこなしたらそんなに多くの時間は残されていないよ。ここにいられて幸せな気分。きっとうまく事は運ぶと信じているし、自分の人生の中では今が一番良い環境さ」
マンゼルは今月28日からテキサス州オースティンで開催予定の育成フットボールリーグ、スプリングリーグでプレーする予定だ。現在、マンゼルの権利を保持しているのはCFL(カナディアン・フットボール・リーグ)のハミルトン・タイガーキャッツだ。
「皆の気持ちを逆なでしてしまったことは分かっている」と語ったマンゼルは「今自分がやっていることや今の自分の状況に疑問を抱いている人がいるのも知っている」と続け、次のように述べた。
「自分からすれば、過去には良い時もあったんだ。希望があり、正しい道を歩んでいたように見えた時期もあった。そして、そこにたどり着いた時に突然何かが変わってしまった。カレッジを出てからここ数年はそういったパターンの繰り返し。だから、自分にとって今大事なことは安定性を築くことであり、自分のやることに毎日一生懸命取り組み続けることなんだ」
マンゼルは『Twitter(ツイッター)』にこう投稿している。
I take nothing for granted…today was a GOOD day #ComebackSZN https://t.co/8WNT9jrebA
— Johnny Manziel (@JManziel2) 2018年3月22日
「当然なことなど何もない・・・今日は本当に良い日だった」
【S」