フィラデルフィア・イーグルスは先日カロライナ・パンサーズへと移籍したディープスレットのワイドレシーバー（WR）トリー・スミスに代わるレシーバーを獲得した。

イーグルスは現地22日（木）に元ボルティモア・レイブンズのWRマイク・ウォレスと1年契約で合意に至ったことを発表。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによれば、この契約はインセンティブ付きで約250万ドル（約2億6,000万円）となる見込みのようだ。

『Good Morning Football（グッドモーニング・フットボール）』のピーター・シュレイジャーがこの動きを最初に報じた。

ウォレスは『NFL.com』が選出する2018年フリーエージェント（FA）トップ101の中で70位にランクインしていた。先シーズンには52レシーブ、748ヤードを記録してレイブンズWR陣を引っぱっている。

サラリーキャップにあまり余裕のないチームにとって300万ドル（約3億1,500万円）に満たない契約で獲得できたウォレスはお買い得選手だったはずだ。31歳という年齢でも相手ディフェンスにスピードで競り勝つことのできるウォレスはチームナンバーワンレシーバーであるアルション・ジェフェリーやスロットの武器となるネルソン・アゴラーと共にスミスの代わりとして高い能力を発揮してくれるはずだ。

膝の故障から完全復帰を目指すクオーターバック（QB）カーソン・ウェンツが2018年シーズンの開幕に間に合うかどうかはまだ微妙なところだが、前年度スーパーボウルチャンピオンのWR陣が弱体化する疑いはもはやないようだ。

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