先ごろダラス・カウボーイズはフリーエージェント（FA）で2人のワイドレシーバー（WR）を獲得したが、これはすでに在籍していた先発WRの1人が負傷中であることが要因のようだ。

年次リーグミーティングに参加したカウボーイズ上級副社長のスティーブン・ジョーンズは現地26日（月）、WRテレンス・ウィリアムスがオフシーズンのケガによって今後のワークアウトを欠席する可能性を示唆した。ジョーンズ副社長がウィリアムスの負傷に関して深く言及することはなく、手術を受けたかどうかも定かではない。

このニュースはカウボーイズがアレン・ハーンズとディオンテ・トンプソンの両WRを獲得した後で報じられている。

ハーンズ加入がダラスにおけるデズ・ブライアントのステータスに関するうわさにつながる中、ジョーンズ副社長はWRの新加入によってブライアントがダラスから追い出される可能性は“絶対に”ないと断言している。ジョーンズ副社長はブライアントとの契約についてはまだ議論してはいないが、いずれ必ず行われることを強調した。

ブライアントは2018年度に1,250万ドル（約13億2,000万円）を手にする予定だ。今後の契約交渉で、ブライアントに対してチームがペイカットを受け入れるよう打診するか、あるいは今季のキャップナンバーを下げる契約延長への合意を促す可能性も考えられている。

ウィリアムスのケガが公表されたことを踏まえると、ハーンズとトンプソンの契約に関しては高額なブライアントを放出するプランがあったというよりもむしろ、サポートメンバーを増やすという狙いがあったと考える方が妥当だろう。

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