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ビルズOLインカグニートが引退を明言

2018年04月11日(水) 13:50

バッファロー・ビルズのリッチー・インカグニート【Aaron M. Sprecher via AP】

バッファロー・ビルズのガード(G)リッチー・インカグニートがNFLを去る意向を明らかにした。

ビルズのオフェンシブライン(OL)マンは現地10日(火)、記者らに対して12年間を過ごしたフットボールから引退する決意を伝えている。

インカグニートの話を聞いた記者の1人は『Twitter(ツイッター)』で「インカグニートはこのように語ってくれた。“自分はもう終わり。それだけさ。長いキャリアだった。医者に診てもらったら、自分の肝臓と腎臓(じんぞう)はもうぼろぼろだとのことだ。かなりのストレスがかかっていたみたいだ。単に正しい選択をするまで。殿堂入りはしてみたいね”」と明かした。

この動きはインカグニートが10日の『The MMQB(ザ・マンデー・モーニング・クオーターバック)』のピーター・キングに対し、真剣に引退を考えていると明かした直後の出来事だった。インカグニートは適正な金額であればもう1シーズン戦うことも考えていたようだと伝えたキングだったが、そう報じられた直後、インカグニートはツイッターでNFL選手協会に向けて「もう終わり」とだけ投稿した。

645万2,500ドル(約7億円)から475万ドル(約5億円)へのペイカットを承知する一方、100万ドル(約1億1,000万円)のボーナスを受け取ったインカグニートは先日、ツイッターを通じて自身の代理人を解雇したとも述べている。

34歳のインカグニートはビルズでの過去3シーズンを通じ、49試合の連続先発出場を果たしながら高いレベルで活躍した。

レフトタックル(LT)コーディ・グレンをトレードでシンシナティ・ベンガルズに放出し、引退によってセンター(C)エリック・ウッドとインカグニートを失う中、ビルズは今、2018年シーズンの開幕に向けたOLラインの大改革を余儀なくされている。

【S】