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ペイトリオッツTEグロンコウスキー、2018年シーズンもプレー続行を宣言

2018年04月25日(水) 09:38


ニューイングランド・ペイトリオッツのロブ・グロンコウスキー【AP Photo/Matt York】

ニューイングランド・ペイトリオッツのタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーがフットボールのフィールドを去ることはない。

オールプロのTEグロンコウスキーが現地24日(火)、自身の『Instagram(インスタグラム)』を通じて2018年シーズンもペイトリオッツでのプレー続行を宣言した。

「コーチと会って2018年シーズンもパッツ(ペイトリオッツの愛称)でプレーすることを伝えた。ワークアウトも継続しているし、体はキープできている。とても調子が良いよ。また新たなチャンピオンシップ制覇に向けた戦いを楽しみにしている」

ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックがグロンコウスキーとの会合を喜んだのは間違いなく、グロンコウスキーの代理人ドリュー・ローゼンハウスもまた、『ESPN』に対して「とてもポジティブなものだった。ロブは忠誠を誓っている」と明かしている。

第52回スーパーボウルでの敗戦を受け、グロンコウスキーが将来について真剣に考え出したことが、引退を考えているのではないかという憶測を呼んだ。

2018年シーズンに関してグロンコウスキーは沈黙を貫いていたものの、映画のヒーローやプロレスラーとして新たな道を歩むべく、キャリアに幕を閉じるのではといううわさは絶えなかった。

先週、任意参加のワークアウトを欠席したグロンコウスキーはその理由をダートバイクのプロモーション活動に参加したためだとし、周囲で飛び交ううわさの火に油を注ぐ形となっていた。

まだ30歳にもなっていないグロンコウスキーだが、最近の脳震とうに加え、数度の手術を経験した腰、膝、そして前腕と、多くの故障を経験している。そんなグロンコウスキーが体を痛めつけるもう1シーズンについてポジティブな面とネガティブな面を熟考する期間を必要としたのは当然でもある。

しかし、結局のところ、今オフシーズンのグロンコウスキーは財政的なモチベーションで行動するようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは23日、グロンコウスキーのコンディショニングプログラムへの参加は新契約締結を願ってのものであると報じた。

第52回スーパーボウル後の数週間はペイトリオッツの敗因がグロンコウスキー、クオーターバック(QB)トム・ブレイディ、そして、攻撃コーディネーター(OC)ジョシュ・マクダニエルにあったとの疑いもかけられていた。

ペイトリオッツ攻撃陣において最も重要なこの3人が今、名誉挽回とロンバルディ・トロフィー奪還に向けてようやく足並みを揃えた。

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