ラムズ、RBガーリーとCBピータースの5年目オプションを行使
2018年04月25日(水) 10:10ロサンゼルス・ラムズが大方の予想通りの動きを見せた。
ラムズは現地24日(火)、ランニングバック(RB)トッド・ガーリーと、トレードで獲得したコーナーバック(CB)マーカス・ピータースの5年目オプションを行使した。この動きによって両プレーヤーは共に2019年シーズンまでラムズの支配下に置かれることとなる。
ガーリーに対するオプションの963万ドル(約10億5,000万円)は一銭たりとも無駄なものではない。先シーズン、23歳のRBはヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイの下でキャリアハイとなる1,305ヤードを駆け抜け、13タッチダウンを記録した。
ガーリーはまた、パスキャッチでも相手にとっては脅威となる存在感を示し、チームをけん引する64キャッチで788ヤード、6タッチダウンを記録している。昨年度の最優秀賞攻撃選手賞受賞は当然のようにも思われた。2015年ドラフト全体10位指名選手であるガーリーは今現在もラムズ攻撃陣の中核を担う存在だ。
一方のピータースもやって来たばかりのロサンゼルスをすぐに離れることはなくなった。ラムズが2018年ドラフトの4巡目と2019年の2巡目指名権を譲渡し、カンザスシティ・チーフスからトレードで獲得した25歳のカバーマンは先発としてアキブ・タリブと共に即座の活躍が期待されている。
両選手のオプションを行使したが、これによってジェネラルマネジャー(GM)レス・スニードが長期契約締結の可能性を放棄したことにはならない。とりわけ、ラムズにとってガーリーは念願のスーパーボウル制覇を成し遂げるために欠かせないカギとなる選手なのだ。
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