ダラスを去ったワイドレシーバー（WR）のデズ・ブライアントがカウボーイズに戻る可能性はない。

ダラス・カウボーイズのオーナーを務めるジェリー・ジョーンズは現地24日（火）、記者に対してこのように発言した。

「このチームはもうデズがいないことを前提に進んでいく必要がある」

このことから、今週後半に始まるドラフトでカウボーイズはレシーバーを指名すると予想されている。ブライアントのような体格とスキルを持ち合わせたWRを見つけ出すのは容易ではないだろう。ジョーンズオーナーはそれでも構わないようだ。

「デズの穴を埋めなくてはならないことは皆が承知のこと」と述べたジョーンズオーナーは続けて、「実際のところ、前々からわれわれはデズの代わりとなり、純粋な才能あるレシーバーと呼べる選手を獲得できない可能性も考慮に入れている」と明かした。

この現実的側面を知りながらも、あえてブライアントをカットし、キャップスペースに800万ドル（約8億7,000万円）分のスペースを生み出したカウボーイズ。この動きの影響を受け、チームがどう出るのかは今週末にかけて明らかになるだろう。

ブライアントに関しては現在もまだ、次なるプレー先が決まっていない状況だ。熱狂的なブライアントのサポーターたちも、ダラスに復帰する可能性が少なくとも今季中は現実的でないことを理解している。それでも、ブライアントは適切なチームであればまだまだ価値のある選手だ。ただし、2018年ドラフトが終了するまでにその行く先が決定する可能性は低そうだ。

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