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セインツ、ドラフト外でオハイオ州大学のQBバーレットを獲得

2018年05月02日(水) 11:14

ニューオーリンズ・セインツ【AP Photo/John Bazemore】

元オハイオ州立大学のクオーターバック(QB)J.Tバーレットはトライアウトの意味合いでニューオーリンズ・セインツの新人ミニキャンプに参加することはない。その代わり、バーレットはセインツの真正なるメンバーとしてミニキャンプに参加することになる。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロはセインツがドラフト外でバーレットと契約を結んだと伝えており、番組レポーターのイアン・ラポポートはバーレットとセインツが3年契約を締結したようだとも報じた。

インディアナポリス・コルツを含む複数チームが興味を示した身長約185cm、体重約102kgのバーレットはドラフト後のオファーを的確に処理し、最終的にセインツを入団先として選んだ。

デュアルスレットのQBはオハイオ州大学で1,211回のパスを投じて769回の成功(63.5%の成功率)、9,434ヤード、タッチダウン104回、インターセプト30回を記録している。バーレットはまた、3,263ヤードをランで積み上げ、656回のアテンプトでタッチダウン43回、1キャリー平均5ヤードをマークしている。

現在、セインツのロースターにはドリュー・ブリーズ、トム・サベージ、そして、テイサム・ヒルがおり、バーレットは今夏にかけてロースタースポット争いを活性化させながらもセインツQB陣に厚みをもたらすことになる。

今オフシーズン中、セインツはブリーズのバックアップとしてフリーエージェント(FA)のサベージと1年契約を結んでいる。その一方で、2017年にグリーンベイ・パッカーズからウェイバーで獲得したヒルもセインツで2年目を過ごす予定だ。

セインツとオハイオ州立大学には深い関係がある。

セインツにはバーレットの他にワイドレシーバー(WR)のマイケル・トーマス、テッド・ジンJr.、コーナーバック(CB)マーション・ラティモア、セーフティ(S)ボン・ベルやカート・コールマンら、オハイオ州立大学卒業生のプレーヤーが多数在籍している。

【S】