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スナップ練習に励む2018年の全体1位QBメイフィールド

2018年05月08日(火) 13:05


クリーブランド・ブラウンズからドラフト指名を受けたオクラホマ大学のベイカー・メイフィールド【AP Photo/Eric Gay】

新人選手にとってNFLのルーキーミニキャンプはプレーブック内容を吸収する時間であり、コーチ陣と接触する機会、そして、残りのオフシーズンの過ごし方を確認する場でもある。これら以外の作業として、フィールド上で実際に練習が行われるのだ。

元ハイズマントロフィー受賞者であるクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドはカレッジ時代、キャリアの大半をショットガンからのプレーによって形成してきた。クリーブランド・ブラウンズのドラフト全体1位指名選手は先週末のルーキーキャンプ中、センター後方からの膨大な数のスナップ練習に時間を費やしている。

『ESPN』のトニー・グロッシによれば、メイフィールドは「チームは俺が自然に感じ、良い感覚になるまで叩き込むつもりさ。ショットガンからのプレーはできるから、そうすべきなのは当然だ。ここにいる皆が知っていることだ。俺たちはそれを叩き込み、そして、俺が取り組むべき課題に皆で取り組む。そこから始まるんだ」と語った。

ドラフト時、センター後方からプロ型の攻撃を展開するためのメイフィールドの能力に関しては疑問視する声もあったが、ショットガンの利用が増えているNFLのオフェンスにおいて、これが大きな問題となることはないはずだ。グロッシは週末を通じてメイフィールドがこなしたスナップ数が攻撃コーディネーター(OC)トッド・ヘイリーが試合中に使うであろう数を越していたとも伝えている。

先週末は始まりに過ぎない。メイフィールドは残りのオフシーズンの全てを自分がゲームの中で自然に感じるまで、センター後方でのスナップ練習に費やすだろう。

【S】