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レッドスキンズDTペインが2018年1巡目指名で最初の契約者に

2018年05月11日(金) 10:46


ワシントン・レッドスキンズ【AP Photo/Matt Rourke】

現地10日(木)、ワシントン・レッドスキンズが2018年ドラフトで指名した7人の選手と契約を交わしたと発表した。

近年、3日間のドラフトで指名された選手の契約内容は金銭的な面でも似通った、形式的なものとなっている。

それでも、レッドスキンズが獲得したディフェンシブタックル(DT)ダロン・ペインが2018年のドラフト1巡目選手の中で最初に契約に至ったことは特筆すべき事項だろう。

レッドスキンズはアラバマ大学出身のペインを全体13番目で指名し、856万ドル(約9億4,000万円)のサインボーナスを含む4年1,400万ドル(約15億8,000万円)の新人契約を締結した。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた内容だ。

身長約191cm、体重約141kgのペインはオールSEC(サウスイースタン・カンファレンス)に2度選出され、2017年の1巡目に指名されたジョナサン・アレン(全体17位)に続き、レッドスキンズが2年連続でアラバマ大学から1巡目に指名した2年連続のディフェンシブライン(DL)マンとなった。

レッドスキンズはペインをDLの中でさまざまなポジションを経験させる意向のようだ。

先月、レッドスキンズのヘッドコーチ(HC)ジェイ・グルーデンはこのように語っていた。

「彼ならノーズもスリーもファイブもプレーできる。つまり、大学で彼はその経験を積んだということ。ジョナサン(アレン)と一緒にプレーしていたビデオを見れば分かる。自分はジョナサンを見て大好きになったのは覚えていたが、あの94番の選手については知らなかった。昨年の彼はまだ下級生だったからね。それがダロンだったんだ。1年前のビデオをもう一度セットし、彼らが両サイドで一緒にプレーしているのを見た。あれは頑丈な壁だね」

ペインに加え、レッドスキンズはDLティム・セトル、ランニングバック(RB)デリウス・ガイス、セーフティ(S)トロイ・アプケ、ラインバッカー(LB)ショーン・ディオン・ハミルトン、コーナーバック(CB)グレッグ・ストロマン、そして、ワイドレシーバー(WR)トレイ・クインと契約を結んだ。

レッドスキンズが2018年ドラフトで指名した選手の中では3巡目のオフェンシブタックル(OT)ジェロン・クリスチャンのみがまだ契約締結に至っていない。

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