まもなくカロライナ・パンサーズに新オーナーが誕生するかもしれない。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは現地11日（金）、複数の情報筋の話として、パンサーズオーナーのジェリー・リチャードソンがチーム買収の最適な候補者としてヘッジファンドマネジャーのデビッド・テッパー氏に照準を定めたようだと報じた。

プロセスが前進する場合、5月21日（月）から23日（水）にかけてアトランタで開催される春のリーグ会議でオーナーの投票実施に至ると見られ、それに先だって財政委員会に資料が配布される可能性がある。財政委員会で承認されればリーグオーナーも承認することになるだろうとラポポートは伝えている。

2009年からピッツバーグ・スティーラーズのマイノリティオーナーでもあるテッパー氏は長らく有力候補として取り上げられてきた。NFLとテッパー氏の親密性とともに、パンサーズのシャーロット残留というテッパー氏の計画がカギになる。ラポポートはテッパー氏の意向に精通した関係者の話として、テッパー氏が市場参入を考えていると報じている。

テッパー氏とパンサーズは取引を成立させようとプロセスに入っているが、アラン・ケステンバウム氏と実業家のベン・ナバーロ氏も完全には除外されていない。

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