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パンサーズ、テッパーとチーム売却の正式契約に調印

2018年05月17日(木) 07:52

カロライナ・パンサーズのヘルメット【Scott Boehm via AP】

ヘッジファンドの億万長者、デビッド・テッパーがカロライナ・パンサーズの新オーナーとして最終合意に至った。

パンサーズは現地16日(水)、テッパーへのチーム売却に関して正式契約に調印したと発表。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、テッパーはジェリー・リチャードソンから22億7,500万ドル(約2,510億円)でチームを購入したといい、NFLオーナーの承認を得て正式にパンサーズオーナー就任となる。

リチャードソンは声明の中で「1993年にパンサーズとNFLをカロライナに連れてこられたことはロザリンドと私、すべてのパートナーにとって非常に充実していました。この25年間を通したサポートに心から感謝申し上げます。パンサーズを喜んで受け入れ、この暖かく支援を惜しまないコミュニティの一員として迎えてくださいました。過去現在を問わず、フィールド上でも地域においてもパンサーズに素晴らしい成功をもたらそうと必死に取り組んでくれたすべてのプレーヤー、コーチ、スタッフに感謝いたします。われわれが恵まれた個人の関係は本当に大きな意味を持つものでした」と述べた。

「私はパンサーズの管理をデビッド・テッパーに引き渡します。このプロセスにおいて彼を知るうちに、彼ならばフットボール界でも地域においてもイニシアチブを取り、この組織に優れたリーダーシップをもたらしてくれるだろうと確信するようになりました。ワクワクするような人生の新しいフェーズを迎えられるデビッドとご家族の皆さまのご多幸をお祈り申し上げます」

また、テッパーは声明の中で次のようにコメントしている。

「カロライナ・パンサーズの次期オーナーとして選ばれたことに興奮しています。この数カ月を通して地域のことやチームのことを多く学んできました。カロライナの一員になることを楽しみにしています。カロライナにNFLを確立させ、成長させてきたジェリー・リチャードソンやその他のパンサーズパートナーの皆さんに感謝申し上げます。素晴らしい25年の旅路だったと思います。フィールドにおいても、この地域においても、パンサーズの成功をより一層高めることをお約束します」

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