カウボーイズWRウィリアムス、公共の場での酩酊容疑で逮捕
2018年05月21日(月) 11:33現地21日(土)、警察はダラス・カウボーイズのワイドレシーバー(WR)テレンス・ウィリアムスが所有する1台の車が街灯の柱に衝突しているのを発見し、その後、ウィリアムスを公共の場で酩酊していた容疑で逮捕したことを『NFL.com』に認めた。
衝突事故の後、テキサス州フリスコの警察に逮捕されたウィリアムスは369ドル(約4万円)の保釈金を支払ってフリスコ拘置所から出所している。
警察によると、事故については現在も調査中のようだ。衝突時に車を運転していたのがウィリアムスであったと確定した場合、追加の罰金が課せられる。
午前4時45分(CT/中部標準時)、2017年製の青いランボルギーニが車道を逸れ、街灯の柱に衝突しているとの報告を受け、フリスコ警察署の警官が対応に出た。警官は事故車の所有者がウィリアムスであると特定したものの、現場には誰の姿もなかったようだ。
その後、事故現場付近に住むウィリアムスが路上でスクーターに乗っているのを発見した警察はウィリアムスを逮捕した。
ウィリアムスの弁護人であるチップ・ルイスは以下の声明を発表している。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによって入手されたものだ。
「この状況に関する警察のプロフェッショナルな対応に感謝しているものの、メディアの報道とは裏腹に、テレンスは街灯の柱に衝突しておらず、ましてや、車両付近にはそのような柱すら存在していなかった。また、彼の逮捕は今回の事故と何ら関係はないものだった。われわれは不当性が立証され、全ての事実が明らかになることに自信を持っている」
ウィリアムス自身は今回の出来事をこのように説明している。
「今回の事故で誰もケガ人が出ていないと聞いて安心している。自分の前で走っていた車が急ブレーキをかけたため、彼との接触を避けようと左にハンドルを切り、縁石に乗り上げた。彼の保険情報も得ている。近所の方が迎えに来てくれたんだ。事故現場から近くのところに住んでいたから、その方が送り届けてくれてレッカー車を呼んだ。自分はその後、レッカー車の運転手に会うため自宅からスクーターに乗って戻った。過去に近所で見かけたことのある警官がスクーターに乗っている自分を見て、飲酒テストもせずに自分を逮捕した。自分はいつでも善良な市民であり、分かる範囲でベストな対応はしたはず。また違った対応をすべきだったとしたら謝りたい」
ウィリアムスは昨オフシーズンに結んだ4年1,700万ドル(約19億円)の契約のうち2年目に突入している。
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