ペイトリオッツQBブレイディはOTAを欠席予定、TEグロンコウスキーも姿を見せず
2018年05月22日(火) 10:28数日中に各チームがOTA(チーム合同)を開催する予定の中、ニューイングランド・ペイトリオッツの2大スター選手の動向にはかなりの注目が集まっている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地21日(月)朝、ペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディは今週のOTAに不参加のようだと伝えた。番組レポーターのジェームズ・パーマーは、タイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーの姿も見られなかったと伝えた。
OTAの10日間に参加するかどうかは選手の判断である。だからこそ、より大きな問題はブレイディとグロンコウスキーが義務的な3日間のミニキャンプに参加するかどうかだ。
しかしながら、両選手は来月5日(火)から7日(木)にかけて開催されるキャンプには参加するだろうとラポポートは報じた。
ブレイディの静観する姿勢は現行契約の問題から来ているものだろう。
ラポポートと同僚のマイク・ガラフォロは先月18日、ブレイディは2018年のレギュラーシーズン開幕前までに新契約の締結を希望していると指摘していた。ブレイディは現行契約を2年残しているが、現状からすると、2018年のベースサラリーは1,400万ドル(約15億5,000万円)程度となっている。
グロンコウスキーの現行契約もまだ2年が残っているが、そのベースサラリーは800万ドル(約8億9,000万円)だ。
パーマーは『Twitter(ツイッター)』でこのように投稿している。
「ロブ・グロンコウスキーの契約内容変更は現在進行中だ。先シーズンのようにインセンティブが組み込まれれば、NFLのルール的に、5月24日(前回の契約を更新してから1年後)までは契約内容の変更はできない。この日に注目しておくべきだろう。ペイトリオッツの第3回OTAもまた、5月24日に開催となる」
【S】