昨シーズンを超える活躍を誓うセインツRBカマーラ
2018年05月22日(火) 11:53ランニングバック(RB)マーク・イングラムが今シーズンの開幕戦から4試合の出場停止処分を受けたことにより、2年目のテールバック(TB)アルビン・カマーラはいっそうの責任を背負うことになる。
イングラムが不在となれば、カマーラの役割は非常に大きくなるだろう。昨年度は年間最優秀新人攻撃選手賞を受賞し、今季はプレッシャーと期待を同時に背負うだろう2年目のカマーラだが、全く問題ない様子を見せている。
現地21日(月)、OTAの初日となる火曜日を目前に「俺は落ち着いているよ」と『ESPN.com』に語ったカマーラは続けてこのようにも述べた。
「俺はこの前、自分のハイライトを初めて、先週のことのように見たと仲間と話していたんだ。俺は前に進み続けるよ。次に何を成し遂げられるかしか考えていない」
「(それこそ)自分のメンタリティさ。2年目だしね、去年よりももっと活躍したいんだ。だからもう、プレーする準備はできている」
2017年シーズンに120キャリーで728ヤード(リーグトップの1アテンプト平均6.1ヤード)を記録したものの、そのランを上回る826レシーブヤード、81レシーブ、100ターゲットをマークしたルーキーイヤーの記録を更新するのはカマーラにとって、少なくともバランンス的に言えば、簡単な作業とはならないはずだ。
昨シーズンのカマーラとイングラムのコンビはNFL史上初めて1シーズン1,500スクリメージヤードを同時に達成したRBデュオともなり、シーズン第16週に使用された2人のユニフォームはその栄誉を称えられてオハイオ州カントンに寄贈された。
イングラムがシーズンの4分の1を欠場する中、カマーラがどのようなランでバランスを取るのかには注目したい。
カマーラが1試合で15回以上のキャリーをすることは問題ないかと問われたヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンはその質問を“ミス”だと表現し、カマーラはそのような枠組みにとらわれる選手ではないと主張した。
カマーラは「最初から言っているように、しなくてはならないことは何だってするさ。ショーンを信頼しているし、コーチ陣の皆を信用している。どのような展開になろうとも、そのように取り組んでいくだけだ」と語っている。
シーズン第1週のタンパベイ・バッカニアーズ戦からクリーブランド・ブラウンズ、アトランタ・ファルコンズ、そして、ニューヨーク・ジャイアンツ戦まで、カマーラは合計でも174ランヤードしか記録していないダニエル・ラスコ、ボストン・スコット、ジョナサン・ウィリアムス、トレイ・エドムンズらと共に戦い抜かなくてはならない。
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