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「DTドナルドには早く支払うべき」とラムズCBピータース

2018年05月22日(火) 12:10

ロサンゼルス・ラムズのアーロン・ドナルド【AP Photo/Tony Avelar】

ロサンゼルス・ラムズのマーカス・ピータースはアーロン・ドナルドが給与の増額を希望するに値する選手だと主張している。

現地21日(月)、「彼には払うべきだ」と語ったラムズのコーナーバック(CB)ピータースは「つまりね、何というか、彼はMVPを獲得した男なんだ。早くすべきだろう」とも発言した。

ピータースはオールプロ3度のディフェンシブタックル(DT)ドナルドをMVPではなく、2017年シーズンの最優秀守備選手賞と言うつもりだったのだろう。

ラムズのロッカールーム内で周囲からの絶大な信頼を得るドナルドは、約2カ月前に来たばかりでまだ一緒にプレーしたことのないピータースからも敬意を持たれている。ピータースは物おじせず、現在の契約問題についてドナルドを支持するコメントを残したのだ。

新人契約5年目の最終年を迎えたドナルドは2018年にこれまでの4シーズンよりも増額した689万ドル(約7億6,000万円)を受け取る予定だが、市場価値としては格安である。

ラムズのジェネラルマネジャー(GM)レス・スニードはドナルドの契約は2018年度の“予算内”に組み込まれていると語っていた。また、ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイは今オフシーズン中のドナルドがメールに“以前よりもよく返信”してくれるようになったため、これを契約交渉が順調に進んでいる兆候であると冗談ながらに語った。それでも今オフシーズン、ラムズがドナルドの意図を簡単にくみ取るつもりはなさそうだ。

ラムズ関係者のマイルズ・シモンズは『Twitter(ツイッター)』で「マクベイは、アーロンは契約状況が解決されるまでここに来ないと見ており、加えて、ラムズは積極的に解決策を模索しているが、現時点ではまだタイムテーブルはないとも語っていた」と投稿している。

去年のドナルドはトレーニングキャンプを全て欠席し、チーム施設に登場したのはラムズの開幕戦前日となる9月9日だった。チームの第1週目は欠場したドナルドだったが、残りの試合では抜群の活躍を見せて自身初の最優秀守備選手賞を手にしている。

ラムズがピータースの意見を考慮に入れた場合、今季のチームはドナルドを全試合で起用することが可能となるだろう。